赤い羽根おおさかブログ

大阪府共同募金会が運営するブログです。 共同募金に関するお知らせをお届けします。

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フットサル教室での募金協力についてのおはなし

こんにちは、大阪府共同募金会事務局です。

 月曜日の夜、堺市内にある小学校の体育館にお邪魔してきました。
 そこで行われているフットサル教室を見学するためです。
 子供たちにフットサルを教える岡部政樹さんは、このフットサル教室を無償で開いており、練習中、いつも共同募金会の募金箱を体育館の傍らに置いてくださっています。
 子供たちが続々と集まり、準備やウォーミングアップを始めるなか、岡部さんにお話を伺いました。

・共同募金運動を始めたきっかけは?
 僕は堺市に住んでるんですが、小学生のころに、学校で募金をして赤い羽根をもらって、帽子に刺したりしていましたので、共同募金の存在自体は昔から知っていました。
 ここでフットサル教室を始めたのはもう6年以上前になりますが、その前は、チーム(岡部さんが所属するフットサルチーム 関西リーグ1部所属 MESSE OSAKA DREAM)のレディースチームの選手が練習をしていたんです。でも、日曜日の翌日の月曜とあってなかなか集まるのが難しくなってしまって・・・せっかく体育館を貸していただいているので、何かできないかと考えたときに、フットサル教室を思いつきました。フットサルを通じて僕が得たものを還元したくて。女の子はサッカーやフットサルの環境が男の子に比べると断然少なく、そんなことを考えて最初は女の子優先で開催したんですが、だんだんその子たちの兄弟や友達が参加するようになって、今では男女比が逆転してしまっています(笑)
 以前よりフットメッセ(大阪から全国に展開するフットサル施設)でチャリティー活動をしてましたし、同じチームの草葉達也さんの活動(チャリティーフットサル大会を開催し、参加費等を共同募金へ寄付)も見てましたので、チャリティー活動への興味もあり、募金箱を置くことにしました。

・子どもたちに、共同募金について話してくれているとお伺いしました。
 時々、練習中や練習後、子どもたちにいろんな話をしています。こうやって体育館を借りられること、練習ができることは、あたりまえじゃないんだよ、雨の日も風の日も練習できることに感謝しよう、ということ、世の中には困っている人がたくさんいて、そういう人のためにこのお金は使われてるんだよ、という説明もしました。練習の日はいつも募金箱を置いてますけど、これは強制じゃないし、フットサル教室の参加費でもないから、と言ってあります。
 少しずつでも、長い月日をかけてこつこつできれば、と思っていますし、子供たちのなかに、寄付する気持ち、困っている誰かのことを思う気持ちが育っていると思います。

・子供たちや親御さんからの反応は?
 みんな、いつの間にか募金してくれていたり、嬉しそうに「募金したで!」と僕に報告してくれたりします。その度に僕もチームのスタッフ(MESSE OSAKA DREAM)も「ありがとう」と伝えています。
 一年間で集まった寄付金を送金するときには、教室に通う子供たちの各家庭に、いくら集まったのかお知らせするプリントを渡していますが、そこでも、余裕のある時、できるときだけでいいので、協力お願いしますと伝え、練習を見に来た親御さんからも、ご寄付をいただいています。


 岡部さんのお話を伺い、あらためて、子供たちに福祉への興味、共同募金への理解を持ってもらうことが大切であると思いました。子供たちにフットサルを楽しんでもらい、感謝の気持ち、誰かのことを思う気持ちについて伝えてくださっている岡部さんに、お礼申し上げます。

岡部政樹さんのブログ http://blog.livedoor.jp/bechan_endless_dream/


【フットサル教室の様子】
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